ヘアメイク・ヘアセットの際に知っておきたい髪質について

剛毛と軟毛の違い



同じようにヘアセットしたはずなのに何かが違う、そんな経験をするヘアメイクは少なくありません。
髪質は人によって違うため、以前と同じ手順でヘアセットをしても、その仕上がりが微妙に違ってくることはよくあるのです。
ヘアメイクとしてお客様の髪に触れるときは、真っ先にその方の髪質を把握することが大切です。
よく耳にするのは髪の毛が太く、しっかりしている「剛毛」といわれる髪質ですが、これは髪のキューティクルが厚く密集している状態の毛のことをいいます。
対して、細くてやわらかい毛のことを「軟毛」と呼びますが、これはキューティクルが薄く、毛のアミノ酸の結合が緩い状態の毛のことです。
チェックの仕方は簡単で、髪を一本指に巻いてみるだけでわかります。
絡ませるようにくるくると巻き、外してすぐにまっすぐになる髪の毛は剛毛です。
反対に、指を外してもしばらくカールの状態が続く髪の毛は軟毛です。
ヘアセットをする際には、お客様の髪質が剛毛なのか軟毛なのか、しっかり理解しておきましょう。


髪質によるヘアセットのやり方



髪質の違いは、ヘアセットの仕上がりにも大きく影響します。
そのため、髪質によって、ヘアメイクの仕方をそれぞれ変えてみることも必要です。
剛毛の方の場合、髪質がしっかりしているため、ヘアメイクの際にアイロンを使ってもカールがつきにくいことがあります。
アイロンは蒸気が出るタイプのものを使って、しっかりと髪を巻いていく必要があります。
巻く時間も心持ち長めのほうがいいかもしれません。
また軟毛の方の場合は、キューティクルが薄めのため、ヘアメイクやヘアセットで使うブラシで髪が傷むことがあります。
枝毛ができやすい髪質なので、前もってスプレーなどで髪を保護してからヘアメイクを始めたほうがよさそうです。
軟毛は巻き髪にしてもカールが取れやすいので、ヘアメイクの最後に髪を固めておくことも必要です。
ワックスなどを手の平で延ばし、毛先のふんわりした部分につけてください。
多めになると髪が重くなってしまうので、ふんわり感を残すように気をつけましょう。